ひらまつ株主フェア2014 in リストランテASO

 

今年2度目の株式会社ひらまつの株主フェアに参加してきました。今回はひらまつの中でも最高級レストランに位置するリストランテASOです。

リストランテASO

リストランテASOは、なんだか高級な建物が並ぶ代官山の旧山手通沿いにあります。代官山を散歩している時に何度かお店を見たことはあったのですが、まさか行ける日が来るとは思っていませんでした。

今回参加したのは2014年12月1日のフェアです。フェア会場はASOの中でサロンと呼ばれるフロア。おそらく披露宴などを行う空間かと思われます。

リストランテASOのサロン

さすがに披露宴ではないので、花などの飾り付けはありませんでしたが、暖炉に火を入れて下さり、時折聞こえるバチバチと薪の燃える音が暖かさを演出していました。席ひとつひとつの間隔も広く、優雅にお食事をいただけます。客層ですがブラッスリー ポール・ボキューズの時と同様高かったように思えます。そのためか大人数でもガヤガヤした感じはなく大人な時間が流れます。

それではフェアで出たお食事を載せたいと思います。

ハーブ香るオマール海老と帆立貝のマリネ
ホワイトバルサミコ酢のジュレと根セロリのピューレ

ハーブ香るオマール海老と帆立貝のマリネ

大変上品な前菜。海老、帆立、イクラ、ジュレと一組口に入れてもそれぞれの味をしっかりと感じることができます。皿下の白いソースは根セロリのピューレ。私はセロリが苦手なのですがちょっとだけ舐めてみました。どうしようもないくらいセロリでした。セロリかじってるのかと思うくらい。私はギブアップでしたが、セロリが好きな人はすごくセロリを感じられてよかったのではないでしょうか。

このとき一緒に頂いたシャンパンですが、ラベルにはHiramatsuの文字が。ひらまつと言えばワインですが、ラベルにHiramatsuと入れるとは、本気度を感じます。そんなHiramatsuのラベルのシャンパンですがかなり辛口で、辛口好きの私にはぴったりな1本でした。

ズワイガニとキャベツのタリオリーニ 北海道雲丹を添えて

ズワイガニとキャベツのタリオリーニ 北海道雲丹を添えて

こちらはパスタです。雲丹なんてちょっとかな、と思ったのですが思ったよりも大量でした。一気に混ぜると全てにウニの味になってしまうので少しずつ混ぜてくださいと言われたので、少しずつ頂きました。パスタは平打でよく見るタイプだったのですが、ちょっと縮れていたような…。小さいキャベツがかわいいパスタで、さっぱりから濃厚までを楽しめる一品でした。

真鯛のソテー ビーツと様々な貝のミネストラ

真鯛のソテー ビーツと様々な貝のミネストラ

ここから私の味覚と記憶が怪しくなってきます。なぜなら酔ってるから。ここまででシャンパン2杯、白ワイン3杯頂いてます。しかも料理によってワインが変わるので、ワインの方でもいろいろ楽しめるのです。

そんなことより真鯛のソテーですが、皮はパリパリ、身はふっくらで、正直よくある真鯛のソテーなのですが、そうは言っても皮が思ったよりもパリパリでないってことが多いです。とろこが、こちらは皮が香ばしいほどパリパリでした。ピーツのソースの中にはメニュー通りいろいろな貝が入っていて、お酒が進みます。これ以上お酒が進んだらヤバイです。

エゾ鹿のロースト、キャラメリゼした洋梨とポルトのソース

エゾ鹿のロースト、キャラメリゼした洋梨とポルトのソース

メニューは席に用意されているので、席についた時点で本日の料理の内容がわかるのですが、メニューを見た時に「なぜ鹿?」と思いました。
こちらの料理は鹿肉がハンバーグのようになっており、その周りを牛肉で包んでいるようです。鹿独特の臭みや肉の硬さはまったくありませんでした。鹿ってイタリアではポピュラーな肉なのかもしれませんが(まったくの想像)やはり牛、豚、鶏のどれかが食べたかったです。

モンブラン

モンブラン

デザートのモンブランです。私は栗もモンブランもそんなに好きってわけではないのですが、同行者のモンブラン好きは「これはモンブランではない」と言っていました。たしかにモンブランの特徴でも栗のクリームが真っ白です。これはクリスマスが近いということもあってのことだと思うのですが。

そう思ってみると白、赤、緑でクリスマスっぽい色合いじゃないですか。

以上が2014年12月1日、リストランテASOで行われた株主フェアの料理内容です。料理の他にシャンパン、白ワイン2種、赤ワイン、ブランデーが振る舞われます。

前回、初めて参加したブラッスリー ポール・ボキューズの株主フェアが素晴らしすぎたのでASOの内容にも期待していたのですが、ブラッスリー ポール・ボキューズを越えることはありませんでした。
やはり、ひらまつはフレンチなのかなと感じました。

これは会にもよると思うので今回はたまたまだったのかもしませんけどね。

2014夏ランチ in ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京

前回、ひらまつ株主フェアで訪れたブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座を載せましたが、今回は同じブラッスリー ポール・ボキューズの大丸東京店に通常ランチで行ってきました。

ランチはA、B、Cコースとあり
A:魚料理または肉料理+デザート+コーヒー・・・2,000円
B:前菜+魚料理または肉料理+デザート+コーヒー・・・3,500円
C:前菜+魚料理+肉料理+デザート+コーヒー・・・4,800円
(各税別)
となっています。

今回はAコースとアラカルトで頼んだ前菜をシェアしていただきました。

フォアグラ、牛ホホ肉、大根のプレッセ ビーツのヴィネグレット

フォアグラ、牛ホホ肉、大根のプレッセ ビーツのヴィ値具レット

今回の目的はフォアグラ、だったので前菜が付かないAコースにしました。そしてアラカルトで注文したのがこちらの料理。もっとフォアグラの形で出てくるのかと思ったらしっかり化粧されて出来てました。「これって本当にフォアグラの味するの?」って思うくらいフォアグラの原型はありませんが、その味はフォアグラそのもの。料理人の仕事を感じられる一品でした。これだけワイン1本は空けられそうです。

牛ハラミ肉ロティ 季節野菜添え 赤ワインソース

牛ハラミ肉ロティ 季節野菜添え 赤ワインソース

こちらはコースの肉料理。こちらの料理は+1,000円の別料金がかかります。庶民の自分はハラミと聞くと焼肉を思い出しますが、焼肉を思い出してしまったのが申し訳ないくらい柔らかくて美味しかったです。赤ワインソースも絶妙で申し分ありませんでした。
ただ添えられている野菜がことごとく苦手な野菜だったので困りましたが。

サーモンと野菜のマリネ シトロンクリームを添えて

サーモンと野菜のマリネ シトロンクリームを添えて

こちらは番外編。一緒に食事した友達が食べたコースの前菜です。Aコースには付きません。サーモンは脂がのっていて、とろけるほど。シトロンクリームがサーモンの脂と調和していて目にも鮮やかな一品となっていました。

ムッシュ ポール・ボキューズのクレーム・ブリュレ

ムッシュ ポール・ボキューズのクレーム・ブリュレ

デザートはクレームブリュレ。ブラッスリー ポール・ボキューズでは定番デザートなのかな? 変に凝っていないのがいいですね。パリパリのキャラメルに濃厚プリンの安定感のあるデザートでした。

昼ですがもちろんワインを頂きながらの食事で優雅で贅沢なひとときを過ごせました。

お店ですが大丸デパートのレストランフロアにあるので店外がかなり人が多く賑やかな感じです。店内は銀座店の方が広いのかな、と思いました。正直銀座店の方がオススメです。

ブラッスリー ポール・ボキューズはひらまつのレストランの中でもリーズナブルなお店と言うこともあってテーブルが小さく、隣との間隔も近いです。そのため2人で行くとかなり狭いテーブルで食べる感じになっります。3人や5人などの奇数で行くのがベストかもしれません(ひとつ空席ができるので店側はイヤでしょうが)。

ひらまつ株主フェア in ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座

6月2日に株式会社ひらまつの株主フェアに参加してきました。場所は銀座にあるブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座。ひらまつのレストランの中ではリーズナブルなお店になります。

ひらまつのレストランは何店舗か行きましたが、ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座は初めて行きました。リーズナブルな店舗と言うこともあってか、他の店舗よりも席の間隔が狭く、テーブルも小さかったですが、気取らない雰囲気がよかったです。
ブラッスリー ポール・ボキューズ

それでもさすがは「ひらまつ」。店舗に安っぽさはなかったです。株主フェアと言うことでメニューは決まっているので始まるを待つのみ。お客さんは年齢層が高かったように感じました。ブラッスリー ポール・ボキューズ内部とシャンパンカクテルそれではこの日に食べた料理をご紹介。

田舎風パテ 無花果のコンフィチュールとコンソメジュレ
シャンパンヴィネガーでマリネした赤キャベツのピクルス

田舎風パテと赤キャベツのピクルスレバーのパテと伺って「ちょっとどうかな」と思ったのですが、臭みもなく大変美味しかったです。一緒に添えられていたソースはイチジクのソースで、これまた「苦手だ!」と思ったのですが、意外や意外、このソースなしでは食べたくないくらい美味しかったです。
赤キャベツのピクルスは食前酒のシャンパンのカクテルによく合って、ちょっと量多いかと思ったのですが、全部食べてしまいました。

スズキのムースリーヌ サフラン風味の白ワインソース
初夏の野菜のエチュベとトマトを練りこんだヌイユを添えて

スズキのムーススズキのムースは写真の中の黄色いプリンみたいな形をしているやつです。ちゃっと裏ごしされているためか、スズキの身の食感はなく、なめらかなムースになっていました。食感は魚じゃないのに味はちゃっとスズキという、不思議な料理でした。
トマトを練り込んだと書かれたヌイユ(パスタのようなもの)も美味しかったです。

軽く燻製をかけた山形豚のロースト、ソース・ヴァンルージュ
じゃが芋と豚足のクルスティヤンと共に

山形豚のローストと豚足のクルスティヤン山形豚のローストは「これ豚なの?」と言う感じ。一般庶民の自分には「牛」ですよ、と言っても通じる肉質でした。ソースも肉にばっちり合っていました。
豚足も思っていた豚の足感は全くなく、上品な餃子のような味わいでした。

ライチ風味のブランマンジェとトロピカルフルーツのマセレ
エルダーフラワーのサバイヨンクレーム

ライチ風味のブランマンジェとトロピカルフルーツのマセレたっぷりのフルーツとババロアのようなプリンのようなクレームが美味しいデザートでした。
ブラッスリー ポール・ボキューズのコーヒーカップコーヒーカップはブラッスリー ポール・ボキューズのロゴ入り。かわいいカップでしたが指を掛けるところがないので落とさないようにしないと・・・。

これらの料理と食前酒、白ワイン、赤ワインが満足いくほど飲めて満足度・お得度の高いフェアでした。