Photoshopのおせっかいなテキスト変換機能を切る

Photoshop CC 2015のスプラッシュ

Photoshop CCが2015になって実に厄介な機能が追加された。それは「テキストレイヤーの字形切り替え」。

テキストレイヤーの字形切り替え

例えば上の画像の様に「日本橋髙島屋」を「新宿髙島屋」にしたいと思ってテキストを選択すると意図しない文字を「変換しないか?」と言ってくる。しかもこの変換をエスケープするのが簡単じゃない。しかもうっかりしたマウス操作でその変換が確定されたりするからたまったもんじゃない。
このおせっかいと言うか、いらん機能はPhotoshopを2015にアップデートするとデフォルトで有効になっている。

最悪だ!

突然あらわれたこの機能の名前がわからず、設定箇所がまったく見つからず、イヤな思いをしながら使い続け「ダウングレードするか」と思っていたところ、ネット検索でようやく解除方法を見つけました。

Photoshop CCの機能「カンバス上の字形切り替え」の解除方法

この機能の解除は「環境設定」→「テキスト」の中にありました。

環境設定

「テキストレイヤーの字形切り替えを有効にする」のチェックをはずせば、このいらん機能を解除することができます。

Windowsの環境設定画面

Macの環境設定画面

それにしてもこの機能を喜んでいる人ってどれくらいいるんでしょうか? 新機能を知らしめたいのはわかりますが、こんな機能がデフォルトで有効になっているとストレスがたまります。

Lightroom CCでマイナスの値が入力できない

私はAdobe Creative Cloudのフォトグラフィプランを契約しています。フォトグラフィプランで使えるメインのアプリケーションはPhotoshopとLightroom。そんなLightroomが先日バージョンアップしてLightroom CCになりました。パッケージ版も発売されていてこちらはLightroom 6とバージョン番号が付いています。

そんな新しくなったLightroomを早速インストールしました。

Lightroom ccのスプラッシュ画像

そしていつものように使おうとしたらとんでもないことが

なんと、マイナスの値を入力しようとするとはじかれるのだ。私の場合、トーンカーブにとりあえず上から20,10,-10,-10と入れるのだが-10と入力すると0になってします。

Lightroom ccのトーンカーブ設定

これ、どうもAdobeもバグとして認識しているらしく、現象はLightroom CCとLightroom 6のMac版で起こるそうです。修正されるまでLightroom 5を使います。

Adobeフォーラム
Lightroom CC/6 現像モジュールでマイナス数値が入力できない(Mac)

6/24追記
6/15公開のLightroom CCで本バグは解消されました。

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Excel2007で新規ブックの初期フォントとシート数を変更する

エクセルで新規ブック(ファイル)を作成するとフォントが「MS Pゴシック」、フォントサイズ「11」、シート数3で開く。

デフォルト設定で開いたエクセルのブックよく最初のシート(Sheet1)しか使っていないのに空のシートを2つ付けてよこす人がいるが、空ならシートは消して頂きたいと思ったりもする。
そこでシート数は最初から1枚、ついでにフォントも初期設定で変えてしまおうと思う。

  1. 左上のofficeボタンをクリック
  2. 開いたメニューの中から「Excelのオプション(I)」ボタンをクリック
    officeボタンをクリックしたときのメニュー
  3. Excelのオプションウィンドウが開くので「基本設定」内の「新しいブックの作成時」にある“使用するフォント”、“フォントサイズ”、“ブックのシート数”を変更
    Excelのオプション設定
  4. Excelを再起動すると設定した内容で新しいブックが開く

これで設定した内容で新規ブック(ファイル)が開くようになります。

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秀丸にBAKファイルを作らせない方法

みんな大好き、テキストエディターの秀丸。シンプルなのに高機能なのが愛されている理由かと思いますが。
そんな秀丸で編集しているとBAKと言うファイルができることに気が付きます。これはバックアップファイルで編集中のファイルを保存すると作られ、編集前の状態を残してくれます。もしものことを考えると便利なのですが、場合によっては邪魔です。

BAKファイル

私の場合、簡単なHTMLの修正を秀丸で行うことがあるのですがサイトのディレクトリにBAKファイルができるのは困りものです。FTP操作の際、BAKファイルはアップロードする必要はないですしね。

そこで秀丸にBAKファイルを作らせないように設定を変更しようと思います。

  1. メニューバーから「その他」→「ファイルタイプ別の設定」を選択
    秀丸のメニューバー
  2. 設定の対象から「その他」→「保存・読込み」を選び、「バックアップファイルの作成」のチェックを外します。
    ファイルタイプ別の設定

これで秀丸はBAKファイルを作らなくなります。

エクセルでA列とB列の差分を調べる方法

サイト運営しているとページの削除や画像の削除などがあった場合、過去と現在の差分を調べたいことがあります。差分を調べるソフトもあるのかもしれませんが、今回はエクセルを使って差分を調べたいと思います。

以下のようにエクセルのA列とB列に調べたい文字列をひとつずつ入力します。今回はURLを入れてみました。

ExcelのA列とB列の比較例

A列
http://www.example.com/001.html
http://www.example.com/002.html
http://www.example.com/003.html
http://www.example.com/004.html
http://www.example.com/005.html

B列
http://www.example.com/001.html
http://www.example.com/003.html
http://www.example.com/005.html

内容が少ないので目視でも差分は確認できますがA列にあってB列にないのは002.htmlと004.htmlです。

A列にあってB列にないものをC列に出したいと思います。
C列の1行目に以下の関数を入力します。

=IF(COUNTIF($B$1:$B$3,A1)=0,A1,””)

上記の関数を言葉で説明すると「B列の1行目~3行目の間にA列1行目の文字列はあるか?」と言うことになります。文字列がない場合、その文字列を表示するので、C列1行目には何も表示されません。
あとはA列2行目から5行目までを同様に調べていきます。関数を手入力してもいけますが、面倒なのと間違えがあってはいけないのでC列1行目を選択して5行目まで引っ張ります

C列の1行目を5行目までコピー

そうするとC列にB列にはなかった002.htmlと004.htmlが表示されます。

A列とB列の差分抽出結果

ちなみにC列のそれぞれの関数は以下のようになります。

=IF(COUNTIF($B$1:$B$3,A2)=0,A2,””)
=IF(COUNTIF($B$1:$B$3,A3)=0,A3,””)
=IF(COUNTIF($B$1:$B$3,A4)=0,A4,””)
=IF(COUNTIF($B$1:$B$3,A5)=0,A5,””)

私は抽出された結果をテキストエディタで加工(不要な空行を削除など)して使っています。

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Windowsでgrepを使えるようにする

windowsではgrepコマンドが使えません。コマンドプロンプトに“grep”と打ち込んでも以下のようなメッセージが出てしまいます。

grepが使えない状態

以下の方法でWindowsでもgrepが使えるようになります。

  1. Grep for WindowsでComplete package, except sourcesのSetUpをクリックしてダウンロードする。
  2. ダウンロードしたファイルをクリックしてインストール(特に細かいことは考えずインストールを進めます)。
  3. 環境変数のPathに2でインストールしたパスを追加します。
    (私の場合は“C:\Program Files\GnuWin32\bin”) 

    ※Windows7での環境変数の追加方法

    1. 「windowsボタン」→「コンピュータを右クリック」→「プロパティ」を開く
      コンピューターのプロパティ
    2. 「システム詳細設定」開く
    3. 「詳細設定タブ」→「環境変数」を開くシステム環境設定
    4. 「システム環境変数」から「Path」を選択して「編集ボタン」をクリック環境変数
    5. 「変数値」に今回インストールしたパスを追加。
      ※パスの追加は;(セミコロン)で区切ります。
  4. コマンドプロンプトで“grep”と打ち込んで以下のように表示されればgrepが使えるようになっています。コマンドプロンプトでgrepが使えるようになった状態

私の場合、PCの再起動等は必要ありませんでしたが、環境によってはPCを再起動しないと反映されない場合があるようです。

 

IEで開発者ツールが使えない場合の対処法

※この記事はWindows7+Internet Explorer10で検証しています。

IEには「開発者ツール」と言うデバッグツールが実装されているのですが、下記画像のように「開発者ツール」がグレーアウトされ、使用できない状態になっている場合があります。

開発者ツールがグレーアウトされているこれは「開発者ツール」が使用できない設定になっているためです。その設定を変更することで「開発者ツール」を使用できるようになります。IEを終了してから下記設定を行います。

1. スタートボタンをクリックし「プログラムとファイルの検索」に「gpedit.msc」と入力

gpedit.mscを機動

2. ローカルグループポリシーエディタを開きます。

ローカルグループポリシーエディタ

3.「管理者テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Internet Explorer」→「ツールバー」を開く

ローカルグループポリシーエディタ

4.「開発者ツールを無効にする」をダブルクリックして設定ウィンドウを開く
チェックを「無効」から「未構成」または「無効」に変更

開発者ツールを無効にする これでIEを起動するとグレーアウトされていた「開発者ツール」がクリックできるようになります。もちろんF12キーでも開発者ツールにアクセスすることがデキるようになります。開発者ツールが使えるようになった状態

FFFTPでファイルのタイムスタンプを維持しない転送

FFFTPを1.98gにアップデートしたら、サーバーにアップロードしたファイルのタイムスタンプがローカルPCと同じになってしまい困ってしまいました。
サーバーにアップロードしたファイルのタイムスタンプをアップロードした時間にするには以下の設定を確認します。

オプション」→「環境設定」→「転送1」タブ→「アップロード/ダウンロードするファイルのタイムスタンプを維持」のチェックを外します。

FFFTPの環境設定

これでサーバーにアップロードしたファイルのタイムスタンプがアップロードした時間になります。

Google Chrome32のUser Agent設定方法が変わった

Google ChromeでUser Agentを偽装しようと思ったら、「今まであった場所にUser Agentの設定がない!」と焦った次第です。
まさかUser Agentの設定がなくなったとも思えないので探したら、設定欄がかなり遠くに行ってしまっていました。

  1. 「F12」キーなどでデベロッパーツールを開く
  2. 歯車アイコンをクリック
    chromeデベロッパーツール
  3. Overridesを開いて「Show ‘Emulation’ view in console drawer」にチェックを入れて閉じる
    Chromeデベロッパーツール
  4. 歯車アイコンの隣のアイコンをクリック
  5. Emulationタブを開いてDeviceを好きなものに変更
  6. 「Emulate」ボタンをクリックするとユーザーエージェントが反映されます。chromeデベロッパーツール
  7. リロードして表示を確認します。

とかなり遠くに行ってしまいました。

※本記事はWindows版Chrome 32.0.1700.76 mで確認しています。

1Password ReaderにSDカード経由でインポート

みなさん、サイトごと、サービスごとにパスワード変えてますか? 私は変えてません・・・、でした。多くのインターネットサービスでそれぞれパスワードを変えるなんて「ムリ!」と思い、ほぼすべてのパスワードが同じでした。

が、最近それはよくないよね、と思われるような事件、事故が多発しているので「これはアカン」と思い、重い腰を上げ、軽い財布を開けてパスワード管理の定番ソフト1Password(for Mac)を導入しました。

1Password4

面倒なパスワードもパスワードジェネレーターが考えてくれるのでラクです。

1PassWord パスワードジェネレーター

これでIDとパスワード管理はバッチリ、なんですがここで問題が。Macではこれでいいんですがスマホはどうすのか?
iPhoneは同じ1PasswordのアプリでWi-Fi同期があり、比較的簡単に同期できるようなのですが、問題はAndroid。

Androidは1Password Readerと言う読み込みしかできないアプリしかありません。なのでMacで登録したものをAndroidにコピーして読み込むことになります。多くの紹介サイトがDropbox経由で同期する方法を紹介しているのですが、私はDropboxを使っていません。特に使いたい用途もなく、1PasswordのためだけにDropboxに登録するのもいやなので、もうひとつのSDカード経由でやってみることにしました。

1Password Reader

ところがこれが簡単じゃなかった。
「ファイル」→「エクスポート」→「すべてのアイテム」を選んでエクスポートしたファイルをスマホのSDカードにコピー、これを1Password Readerで読み込めばいけるだろ、とやってみたらダメ。
バックアップデーターを読み込ませようとしてもダメ。

かなり悩んで諦めかけていたら、もうひとつデーターを吐き出す方法を発見しました。
1Passwordの「環境設定」を開いて「同期」をクリック。同期フォルダを選んで(作って)同期を開始します。1Password 環境設定

設定した同期フォルダに書き出されたファイルをスマホのSDカードにコピー。それをAndroidの1Password Readerに読み込ませると

キターーー!

ここまでの道のり、長かったです。
ちなみに1Password Readerの読み込み、おっそいです。この遅さはいかがなものかと・・・。

私が使用しているF-07Eにインストールした1Password Readerはなぜか直接SDカードにアクセスできなかったので、SDカードから本体ストレージにコピーしてそれを1Password Readerで読み込みました。(かなり面倒)