Internet Explorerでイントラサイトを見た時に互換表示になってしまう理由

前エントリーのとおり(IEに互換表示をさせないX-UA-Compatibleの指定)でIEに互換表示をさせないようにしていたのですが、開発中のサイトがどうしても互換表示されてしまい困っていました。
「なぜ?」と調べていたら、開発環境が内部ネットワークだったために互換表示になっていたようです。
Internet Explorerにはイントラネット サイトを常に互換表示で表示するという、まったくありがたくない設定がありまして、これが有効になっていたようです。

この設定を解除するにはメニューバーから「ツール」→「互換表示設定」を選びます。

Internet Explorerツールバー

 

開いた「互換表示設定」ウィンドウの内にある「イントラネット サイトを互換表示で表示する」のチェックを外します。

Internet Explorer「互換表示設定」

これでイントラサイトでの強制互換表示を回避することができます。
※本設定はIE10で検証しています。

企業内のWebツールでは未だにIE6推奨なんてのがあったりするので、この設定があるのだと思いますが、そんな優しさはこの際いらないんじゃないかと…。

ちなみにMicrosoftは互換表示を非推奨にしているようです。
ドキュメント モードの非推奨

IEに互換表示をさせないX-UA-Compatibleの指定

IEはバージョンごとに表示方法(レンダリング)がガッツリ変わると言う、とてもやっかいなブラウザです。
また、各バージョンごとに下位バージョンの表示方法を再現できたり、互換表示なる表示方法があったりと、ありがた迷惑この上ない機能が搭載されています。

このサイトのトップページをIE10で表示すると・・・

IEの互換表示アイコン

アドレスバーに紙が破けたようなアイコンが表示されます。そしてこのアイコンをクリックすると互換表示に切り替わり、再レンダリングがはじまります。
box-shadow、background-sizeなどのCSSが効かなくなってしまいました。

また同じアイコンをクリックすれば互換表示が通常表示に戻ります。もし通常表示に戻さなかったか場合、IEは設定を覚えてしまい、再度同じURLにアクセスすると、また互換表示になってしまいます。IEを終了して再起動しても戻りません。

新バージョンのIEを使用しているユーザーに対してわざわざ互換表示をさせたい、と言うこともないと思うので、この紙が破けたようなアイコンが表示されないのが一番です。

アイコンを出さないようにするには以下のコードheader内にを記述します。

 

上記コードはcssやjsなどの外部のファイルへのリンクが記述されている箇所より前に記述します。
外部のファイルの読み込みがあるとそこで表示モードが決定してしまうからだそうです。
contentのIE=edgeは使用しているIEの最新バージョンの標準モードを表しています。IE10の場合はIE10のレンダリングモードで、IE9を使用している場合はIE9のレンダリングモードで表示されます。
chrome=1はIEのプラグイン、Google Chrome Frameがインストールされている場合、Google Chrome Frameを使用して表示する、と言う意味になります。

contentには他にも以下のような設定があります。

IE=8

IE8のレンダリングモードで表示。

IE=7

IE7のレンダリングモードで表示

IE=7;IE=9などの複数指定

複数指定した場合は使用可能な最上位のバージョンが使用される。

上記の場合、IE8でアクセスした場合はIE7が、IE9、IE10でアクセスした場合はIE9のレンダリングモードで表示される。

IE=EmulateIE8

IE8として動作し、状況によってIE8標準、またはQuirksモードで表示

IE=EmulateIE7

IE7として動作し、状況によってIE7標準、またはQuirksモードで表示

※EmulateIE8、EmulateIE7は以下の条件に当てはまるとQuirksモードで表示されます。

  • DOCTYPE宣言がされていない
  • HTML3.0以前の構文で書かれている
  • HTML4.0 Transitional 、もしくはFramesetでDOCTYPE宣言内にURLを含んでいない

 

IEのバージョンを固定して表示したい場合は少ないと思うので、基本的にcontentにはIE=edge,chrome=1を指定すればよいと思います。

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Windows7でtelnetを使う

Windows XPでは「スタート」→「ファイル名を指定して実行」でtelnetと打ち込む、もしくはコマンドプロンプトにtelnetと打ち込むことでtelnetが使えたのですが、Windows7ではそれはできないようです。

設定前

 

Windows7でtelnetを使えるようにするには以下の設定をする必要があります。

  1. 「コントロールパネル」→「プログラム」
    手順1
  2. 「Windowsの機能の有効化または無効化」
    手順2
  3.  Windows の機能ウィンドウに表示された「Telnetクライアント」にチェックを入れてOKします。
    手順3

 

これでWindows7でもtelnetが使えるようになります。
設定後

Photoshopの慣性スクロールをやめさせる

Photoshopで「手のひらツール」を使ってドラッグすると慣性スクロースするようになりました。大きく移動する場合はいいのですが、細かく移動する場合は、この慣性スクロールを止めたくなります。

その慣性スクロールを止めるには「環境設定」の一般の中のオプションにある“フリックパンを有効にする(F)のチェックを外します。
これで以前のようなスクロールに戻すことができます。

Photoshop CS5

Lhaplusの文字化けを直す

LhaplusをWindows7を搭載したLenovo ThinkCentre 7844E3Jにインストールしたところ設定画面が?????と文字化けを起こしていました。

Lhaplusの文字化け状態

 

まったく使えないと言うわけではないのですが何かと不便なのでなんとかしたいと思って調べていたら、こちらのサイトに解決方法が掲載されていました。

 

  1. 「地域と言語」の形式タブ内の形式を「英語」に変更「地域と言語」設定ウィンドウ
  2. 再起動
  3. 「地域と言語」の形式タブ内の形式を「日本語」に変更
  4. 再起動Lhaplusの文字化けが直った

私の場合、4の再起動は必要ありませんでしたが、これでLhaplusの文字化けを直すことができました。

2015/4/10追記
旧バージョンに脆弱性があることが報告されています。
Lhaplus において任意のコードを実行される脆弱性
Lhaplus におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

Chromeのフッターに広告が表示される

私の普段使いのブラウザーはGoogle Chromeです。ある日いつものようにネットサーフィンを行っていると複数のウェブサイトのフッターに同じような広告が表示されているのに気がつきました。はじめは「この広告の表示方法が流行っているのか?」くらいに思っていたのですが、自分が管理しているサイトにまで表示されたので「これはおかしい」と思いました。
他のブラウザーで同じように複数のサイトを見てみたのですがこのような現象はおこならかったので原因はChromeでした。

問題の広告が表示された状態問題の広告が表示された状態がこれ

そこで表示された広告をもう一度よく見てみることに・・・。するとなにやら怪しい文字が。

PageRank どうやらGoogleのページランクを知るために入れているChromeの拡張機能「PageRank」の仕業のようです。でも「PageRank」にはオプションの設定がありません。
そこで広告の下、PageRankの隣のMore infoのリンクをクリックすると設定画面が出てきました。

PageRank広告設定画面赤で囲んだ場所のDisableをクリックすることで広告表示を止めることができました。
はじめは「PageRank」を削除しようかとも思ったのですが削除せずに済ませることができました。ま、そんなにPageRank気にして見てないんですけどね。

Photoshop CS6 Beta

この夏には発売されると言われているPhotoshop CS6のパブリックベータの提供が開始されました。このベータ版はAdobe Photoshop CS6 Extended版で提供されるそうで、機能制限はないそうです。
早速インストール、と言いたいところですが「必要システム構成」をチェックです。Windows版、Mac版ともに64bit対応プロセッサを必要とし、メモリーは1GB以上、そしてVRAMは256MB以上(512MB以上推奨)となっています。CS5.5から比べるとVRAMの要求が上がっています。
そしてWindows XPでは3D機能などの一部機能が使用できないそうです。いよいよ各ベンダーのXP切りが始まってきたと言ったところでしょうか?
自分のマシンはMacなのでXPの制限は関係ないのですがVRAMが256MBとギリギリ。そろそろ新マシンを買え、と言うことでしょうか。

Photoshop CS6のパブリックベータ

12月で終わる「ADOBE CREATIVE SUITE 早得キャッシュバックキャンペーン」

10月からやっていた「ADOBE CREATIVE SUITE」のキャンペーンも2012年1月9日で終わりです(アップグレード版は2012年3月31日まで)。
Adobeのアップグレードポリシーが改悪され、時期バージョン(CS6)からアップグレード対象が過去1バージョンのみとなってしまいました。
CS2で頑張っている方はここでアップグレードしないとCS6は製品版の購入になってしまいます(CS3、CS4も同様)。私も仕方なくCS4からCS5.5へアップグレードしました。
せっかくキャッシュバックしてくれるので申し込みましょう。(キャッシュバックなんてまどろっこしいことしないで値引きで販売してくれればいいものを)

ADOBE CREATIVE SUITE 早得キャッシュバックキャンペーン

Photshop CS4以上でファイルをタブで開かないためには

Photshop CS4からタブ機能が追加されファイルを開くとタブで表示されます。タブ表示…、一見便利な機能が追加されたようにも感じますが使ってみると思った以上に不便。
と言うことでタブ表示をやめさせましょう。

「編集」→「慣用設定」→「インターフェイス」
で表示されるウィンドウの
「タブでドキュメントを開く(O)」のチェックを外します。

これだけでタブ表示を回避できます。もちろんファイルをマウスで動かして重ねるとタブ表示に戻すこともできます、が。
こんな簡単なことに気がつかずにタブ表示がイヤでずっとCS3を使ってました。

Windows版 Photoshop CS5.5の環境設定
Mac版 Photoshop CS4の環境設定