ブログを書いているなかで、特定の記事に定型文を出したいと思うことがあります。
Movable Typeには定型文という設定項目があるのですが、これがなかなかのくせ者で記事作成時のフォーマットが「リッチテキスト」でないと呼び出すことができないんです。
普段「改行を変換」や「Markdown」を使用している場合でも、共通の定型文を使いたい。そんな悩みを解決する設定方法をご紹介します。
なぜ定型文(共通化)が必要なのか
個別に文章を打ち込むよりも、テンプレートモジュールとして共通化しておくことで、以下のメリットがあります。
- 表記の統一: 文章の微妙な違いを回避し、ブランドイメージや正確性を保てる。
- 一括更新: 定型文に変更があった場合、モジュールを1箇所編集するだけで、そのタグを書き込んでいるすべての記事に変更を反映できる。
テンプレートモジュールに定型文を作成する
- 左メニューから [デザイン] > [テンプレート] を選び「テンプレートモジュール」を新規作成します。

- テンプレート名を入力します(例:
default_infoなど)。 - モジュール本体に定型文を入力します(HTMLタグの使用も可能です)。

- 「保存」をクリックして完了です。
ブログ記事テンプレートに「mteval」を追記する
通常、記事本文にMTタグを書いてもそのまま文字列として表示されてしまいます。これを「タグとして実行」させるために設定を変更します。
- 左メニューから [デザイン] > [テンプレート] を選び、「アーカイブテンプレート」の中にある [記事](または記事の詳細を表示しているテンプレート)をクリックします。
- コードの中から、以下のタグを探します。
<$mt:EntryBody$>(本文)<$mt:EntryMore$>(続き)
- 見つけたら、以下のように
mteval="1"を書き加えます。
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1 2 3 |
【修正前】<$mt:EntryBody$> 【修正後】<$mt:EntryBody mteval="1"$> |
記事に定型文を読み込ませる
記事作成画面で、定型文を挿入したい箇所に以下のMTタグを直接記述します。(テンプレート名にはテンプレートモジュール作成で設定した名前を入力します)
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1 |
<$mt:Include module="テンプレート名"$> |
備考
管理画面の設定について:MT7以降(現在の9シリーズを含む)では、管理画面の「設定 > 投稿」の中にあった「MTタグの処理」という項目は廃止されているか、標準では表示されないようになっています。
再構築の負荷について:mteval="1" を使うと、記事を保存・再構築するたびに「本文の中にMTタグがないか?」をスキャンして実行するため、記事数が数千件規模になると再構築が少し重くなる可能性があります。



