500以上のWebアイコンフォントが手軽に使える「Font Awesome」

ウェブサイトを作っていると「ここにちょっとしたアイコン置きたいな」と思うことがあると思います。アイコンファイルを配布しているサイトはたくさんありますが、サイズや色などを調整したり、それらファイルをアップロードしたりと手間がかかります。
そんな手間を減らしたのがWebアイコンフォントです。今回は大量のアイコンが用意されている「Font Awesome」を使っていこうと思います。

「Font Awesome」のサイト

Font Awesomeのアイコンは画像ではなくフォントなので、色、サイズなどをCSSでコントールすることができます。画像に比べると格段に手間が少なく、管理もラクです。

Font AwesomeをCDNで使う

Font Awesomeを使う一番簡単な方法は、CDN(コンテンツデリバリネットワーク)を利用することです。CDNで利用する場合、HTMLのhead内に以下のコードを追加します。

これでFont Awesomeを使う準備は完了です。
あとはFont Awesomeのサイトから使いたいアイコンを選びます。

サーバーにFont Awesomeのデータを置いて使う

1. データをダウンロードする

「Font Awesome」サイトのダウンロードボタン

2. データを自サーバーにアップロードする

サーバーにアップロードするファイル
ダウンロードしたzipファイルを解凍するとフォルダ内にcss、fonts、less、scssの4つのフォルダがあります。その中からcssとfontsフォルダをアップロードします。cssフォルダ内で使用するのは「font-awesome.min.css」だけなので「font-awesome.css」は削除します。
※cssとfontsフォルダは同じ階層に置く必要があります。

3. CSSを読み込む

2でアップロードしたcssをHTMLのhead内で読み込みます。

※cssファイルへのパスは状況に合わせて変更します。

アイコンを表示する

cssの読み込みができたらアイコンを表示する準備ができました。いよいよアイコンを表示します。

1.  アイコンを選ぶ

Font AwesomeのIconsのページでで表示したいアイコンを選びます。

「Font Awesome」のアイコンのページ

2. 使いたいアイコンをクリック

使いたいアイコンをクリック

3. アイコンのページからHTMLをコピー

HTMLソースを取得

iタグで表示されているHTMLをコピーしてアイコンを表示したい場所に貼り付けます。ここではiタグで記述されていますがspanなど他のタグでもアイコンを表示することができます。

先にも書いたとおりアイコンはフォントなのでcssで色やサイズを調整することができます。

色、サイズ以外にもcssで様々な装飾ができます。
Font AwesomeのCSSに回転やアニメーションなど様々なスタイルが用意されています。Font AwesomeのExamplesのページで、それらのクラスを確認できます。

「Font Awesome」のCSS例のページ

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