2019年7月に発売されたSONYの完全ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3。流石に2025年となった今では時代遅れ感はありますが壊れたわけでもないのに捨てるのはもったいない。
かと言って6年も経てばバッテリーはヘタってしまい、連続再生時間は20分程度。これでは使い物にならない。
ですが、バッテリーさえ交換できれば全然使えるんです。保証も切れているし、6年も前のイヤホンなら、万が一壊したとしても精神的ダメージは少ないので、自分でバッテリーを交換してみることにしました。
バッテリーの準備
イヤホン、ケースのバッテリーはAmazonで購入可能です。
イヤホンの方のバッテリーが1,500円ほど、ケースのバッテリーが2,500円ほどで手に入ります。
イヤホンのバッテリー交換
ほとんどの完全ワイヤレスイヤホンは左右のイヤホン本体に1つずつ、イヤホンをしまうケースに1つの合計3つのバッテリーが使用されています。
まずはイヤホン本体のバッテリーを交換します。これを交換できるだけでも使用感はかなり変わるはずです。


画像で赤くラインをひいた部分の溝にヘラ等を入れてタッチセンサー部分(ここでは蓋とします)を外します。おそらく接着剤は使われてなくツメで止まっているのでツメを外す感じで蓋を外します。
この蓋はケーブル等で本体と繋がっていないのでケーブルを切ってしまう心配はありません。

蓋が開いたら赤丸で囲ったところにあるプラスネジ2つを外します。

ネジを外すとネジで止まっていた部分と分離します。この2つはフラットケーブルで繋がっているので切らないように注意が必要です。画像の赤いラインの部分にヘラを入れてボタン電池型の充電池を外します。ヘラはできるだけプラスチックのものがいいと思います。金属製のドライバーなどを突っ込むと傷つくのと、バッテリーがショートする可能性もあります。

バッテリーが外れたら新しいものに交換して逆の手順で組んでいきます。バッテリーを戻す場合は向きに注意します。元のバッテリーと同じ向きで入れないと動きません。
片方のバッテリー交換が終わったら同じ手順でもう片方のバッテリーも交換します。これでイヤホン本体のバッテリー交換は完了です。最初の手順の蓋部分を外すのに若干手こずりますが作業自体は簡単なので15分もあれば2つのイヤホンのバッテリー交換はできると思います。
ケースのバッテリー交換
次にケースのバッテリーを交換します。
ケースのバッテリー交換にはハンダゴテを使用します。


画像の赤で囲ったケース裏の蓋の部分のパーツを外します。このパーツは外さなくても次の工程に進めました。

画像の赤いラインの部分から下にヘラやピックをねじ込んで下側の黒い部分のカバーを外します。

カバーを外すと青いバッテリーが現れます。交換するのはこの青いバッテリーです。

バッテリーから伸びている2本の線は基板の下を通って基板の上に回りハンダで基板に繋がっています。画像の丸で囲ったコネクターはバッテリーの線を取り回すのに邪魔なので外しておきます。バッテリーから伸びてる赤と黒の線が基板のどこと繋がっていたかを把握するため写真を撮っておくのが無難です。間違えて逆につなげると最悪壊れるかもしれません。

バッテリーと基板をつなげているハンダを取って、バッテリーから伸びている線を固定している黒いテープの片方側を剥がします。

これでバッテリーを外す準備ができました。バッテリーはケースに両面テープで固定されているので隙間にヘラを突っ込んでケースから剥がします。
バッテリー交換後の動作について
バッテリーの交換が終わった後の動作の状況ですが、イヤホンは交換前は20分程度しか動作しませんでしたが、交換後はノイズキャンセリングONで3時間半動作し続けました。SONYの公式ではノイズキャンセリングONで最大6時間動作となっているのですが、購入した当時から6時間も保ったことはないですね。DSEE HXを有効にしているからかな?それでも20分が3時間半になったので満足です。
バッテリーが切れてからケースに戻して100%まで充電したところケースのバッテリーの残量は70%でした。ケースはイヤホンを3回は満充電できることになるのでこちらは仕様どおりですね。
これでWF-1000XM3、復活です!




