SIMロック解除したdocomo端末をAT&Tで使用する(日本で準備編)

先日、アメリカ、カリフォルニアにあるディズニーランド・リゾートに行くにあたり、手持ちのスマートフォンを現地で使えるようできないか、ネットを調べまくり、無事使用できたのでレポートしたいと思います。

通信キャリアを選択

端末:F-07E(Disney mobile)
通信キャリア:AT&T

もちろん端末はdocomoでSIMロックを外してもらっています。通信キャリアについても事前に調べる必要がありました。使用する端末がつかめる電波のBANDと通信キャリアが対応しているBANDを調べます。
今回、これが合致したのがAT&Tでした。

docomoの場合、この組み合わせはdocomoのサイトで簡単に調べられます。(ローミングでどの通信キャリアに繋がるかを調べます)

ドコモのサイトで調べた結果

上は調べた結果です。F-07EはAT&TとT-Mobileが使えますが、T-MobileはGSMしか入りません。3Gで通信するためにはAT&Tと言うことになります。

※LTE国際ローミングおよび利用可能機種に「ご利用可能です」の表示が出ればLTEもつかめることになります。F-07EはAT&TのLTEには非対応でした。

AT&Tの料金プラン

通信キャリアが決まったら、料金プランを調べます。今回、通話はしないので通話なしプランがないかを調べます。
AT&TのプリペイドSIM、GoPhoneのTabletのプランを利用します。

AT&Tの料金プラン

2015年12月1日現在

  • 2GB/30日:25ドル(3,125円:1ドル125円換算)
  • 5GB/30日:50ドル(6,250円:1ドル125円換算)
  • 8GB/30日:75ドル(9,375円:1ドル125円換算)

旅行期間にもよりますが、今回は5泊7日の旅行だったので2GBで十分と判断しました。SIMロック解除料金、SIMカード料金、ローミング料金を考えてどちらが得かを考えます。

docomoは低料金の海外1dayパケを提供しています。アメリカの場合24時間30MBで980円。5日間の使用で4,900円。一見安く済みそうですが、問題は通信量が30MBだというところ。たいした通信をしなければ30MBあれば足りるような気もしますが、スマートフォンは自分の操作以外で勝手に通信をしています。キャリアメールを受ける設定にしていると楽天のくだらないメールでパケットを奪われる可能性もあります。30MBが意外とすぐに終わってしまいビックリすることがあるので、よくよく考えた方がいいと思います。

キャリアとプランが決まったところでSIMを手に入れます。AT&TのSIMは日本のAmazonで簡単に手に入ります。

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F-07Eはmicro-SIMなので安く済みますが、nano-SIMがなぜかべらぼうに高いのでnonao-SIM端末の場合はmicro-SIMを買ってSIMカッターでカットした方がいいと思います。(更なる出費が…)

アクティベート

AT&TのSIMが手に入ったところでアクティベート(SIMの有効化)を行います。日本ではアクティベート一歩手前まで行えます。

が、ここで注意が必要。日本でアクティベート手続きをするとAT&TからSMSが送られてきます。当然、日本ではSMS受け取れません。SMSの保存期間は4日間と言われているので渡米の前日にこの作業をするのがベターです。

GoPhoneのページ

AT&T公式サイトのGoPhoneのページに行きます。Activate Accountの欄にあるTablet or Mobile Hotspotをクリックします。Phoneにすると通話ありプランになります。

次のページではSIMの番号を入力します。

アクティベートページ

SIMカード

Step1

郵便番号(ZIPコード)と端末のIMEIの番号を入力します。ZIPコードは宿泊するホテルの郵便番号を入力します。おそらくZIPコードを見て州税を決めているのかと思います。

IMEI番号は通話可能の端末のものを入れるとPhoneプランが表示されるらしいです。タブレットやモバイルルーターを持っている場合はそちらのIMEI番号を入れるといいと思いますが、私はどちらも持っていません。
その場合は入力フォームいっぱいに“1”を入れます。そうすると端末不明となり先に進めます。その状態の画面キャプチャ取るの忘れました。

アクティベートSTEP1

Step2

こちらでは個人情報を入力します。必須項目は”*”マークの付いているところです。メールアドレスさえ入れればいいみたいですね。
ちなみに入力したメールアドレスにメールが来ることはありませんでした。

アクティベートSTEP2

Step3,Step4

またもや画面キャプチャがなくて申し訳ないです。Step3では料金プランを選択します。
Step4って何したのか忘れてしまいました。そもそもStep4なんてあったかなぁ。あったとしても難しいことはしていなかったと思います。

手続き完了

手続きが完了すると以下の様な画面が表示されます。
通話なしプランでも電話番号は割り振られます。こちらの情報はメールで送られてこないので画面キャプチャ取るなりプリントアウトするなりして保存しておきましょう。

アクティベート完了

続きは現地でSMSを受け取ってから行います。

支払いの前準備

日本で行えるのはここまで。手続きでもわかるように支払いは一切していません。支払いは現地で行います。が、ここでちょっとした問題が。事前に調べたところによると日本で発行されたクレジットカードが使えないとのこと。私が現地で試した日本で発行された以下のクレジットカードは全滅でした。

  • JALカード(JCB)
  • セゾンカード(VISA)
  • 楽天カード(VISA)
  • DCMX(Master)

そこで利用したのがドコモ口座のVisaプリペイド。ワンタイムプランは発行手数無料で発行から10日間利用が可能です。携帯料金合算の後払いを選べばチャージの必要もないので利用のハードルは低いです。今回はこちらでAT&Tへの支払いができました。ドコモ口座以外にVプリカ等のプリペイドタイプのクレジットカードが利用できる可能性が高いです。

追記:
カード会社からの請求を見たところVisaプリペイドではなく楽天カードが通っていました。Visaプリペイドからの引き落としはありませんでした。

次回は現地での手続き方法を書きたいと思います。



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