最近、家電にかかってくる電話といったらセールス。ドコモの高額話し放題プランのおかげで家電で電話することもめっきりなくなりました。
そんな家電のために固定費をかけるのもバカバカしいので家電として使っている「ひかり電話」を解約することにしました。
私の固定回線環境はNTT東のフレッツ光。ひかり電話は「フレッツ光」のオプションなので、このオプションを解約することになります。
9:00-17:00というふざけた営業時間の116に電話して「ひかり電話」だけ解約したい旨を伝えると5日後に“電話”が使えなくなると言われました。
特に重要度低い家電が5日後に止まることも忘れて過ごしていると5日後にひかり電話だけでなく、ネット回線もろとも止まりました。
「は? オプション解約しただけなのになんでだよ!」と、うだるような暑い日の夜に怒り心頭。
まず、NTT東からレンタルされてるルーターにLANケーブルで直接接続。ルーターのIPをブラウザに入力しても設定画面に繋がりません。
次にルーターの電源の入れ直し。これでもルーターの設定画面に繋がりません。ルーターにつないでいるMacに割り振られたIPアドレスを見ると明らかにヘン。
しかたがないのでルーター裏の初期化ボタンを押してルーターを初期化しました。するとMacからルーターの設定画面に繋げることができ、Macに割り振られたIPアドレスも通常に戻りました。あとはプロバイダから送られた情報をルーターに設定して無事にネットに繋げることができました。
メデタシメデタシ・・・ではなかった!
ネットは5分ほどで切断され、またMacに割り振られるIPアドレスがおかしくなります。もちろんルーターの設定画面には繋がりません。イライラも絶好調です。
この後、何回か初期化→設定→繋がる→切れるを繰り返す。
いい加減イライラも最高潮に達したところで故障センターに連絡しました。
原因
ひかり電話を解約したことにより、ルーターはモデムに成り下がった。
初期化した瞬間はルーターだが5分程度でモデムに変身する。
ひかり電話はIP電話のため、ネットへの常時接続が必須になり、ひかり電話を使っているとIPアドレスの操作がNTT側で行われているそうです。ところがひかり電話を辞めると、常時接続の必要がなくなり、電話のためのIPアドレスの提供も必要なくなるため、その部分のNTT側の制御がなくなるそうです。
モデムに成り下がったルーターはIPアドレスの制御を一切しなくなり、PCにはいきなりグローバルIPが振られてしまうわけです。そのためローカルIPを持つルーターの設定画面には繋がらなくなります。
故障センターからはMacからのPPPoE接続方法を教授されましたが、我が家はAirMacなのでAirMacからのPPPoE接続設定したところネットへの常時接続が回復しました。
116は何も言わず、後日、書類等も来ない状態で、この現象をなんなく回避できるユーザーってどれくらいいるのでしょうか? この手の問い合わせは多いようですが、そりゃ多くなるだろと言わざるを得ない状況だと思いました。
所詮・・・、ですよね。