スマホにして通話料が上がるのは知っていましたが、普段通話しない自分にはあまり実感がわきませんでした。
ところが引越準備でいろいろな業者に電話していたら、思いがけない請求が来てしまいました。そこでスマホ通話の節約を考えてみました。
キャリア(docomo)のプラン
- タイプXi にねん:743円/月
- Xiパケ・ホーダイ ライト:4700円/月
※その他もろもろのオプションを付けてますが基本はこんな感じ。
キャリアのプランだと通話料は20円/30秒。5分の通話で200円。5分の通話が10回で通話料は2000円になります。これだと気軽に通話するわけにもいかないですよね。通話中に保留なんてされると・・・。
- 30秒:20円
- 5分:200円
- 30分:1200円
そこで次のサービスに登録しました。
SMARTalk
フュージョン・コミュニケーションズが提供するIP電話です。サービスに加入するとキャリアの電話番号の他に050から始まる電話番号がもらえます。料金は以下のとおり。
- 基本料:無料
- 30秒:8.4円
- 5分:84円
- 30分:504円
キャリアの料金に比べてだいぶ安くなりました。これにキャリアのパケット代がかかりますが、パケット定額プランに入っているのであまり気になりません。
SMARTalkは留守番電話も付いています。そしてなによりSMARTalk同士だと通話は無料。よく話す相手がいる場合はその相手にもサービス登録してもらえば通話料金を気にすることなく話すことができます。
そんないいことばかりのSMARTalkですが、実際に使ってみるとIP電話が通常のキャリア通話とはだいぶ違うことがわかりました。
通話品質
パケット通信を使用しているためか通話が安定しません。特に3G回線だとヒドいです。また、遅延も激しく通話相手が、こちらがIP電話だとわかってくれていないと厳しいです。親しい相手専用だと思うべきかと。
アプリ
専用アプリの使い勝手が悪いように感じます。履歴からダイヤルをいつも間違えてしまいます。また、今呼び出してるのかわかりずらく、着信もわかりずらいように感じます。アプリのバージョンアップで改善されるのか、そもそものシステムの問題なのかはわかりませんが。
と、いいことを書いておきながら結構ストレスがたまります。
楽天でんわ
もうひとつ入ったサービスが「楽天でんわ」。
- 基本料:無料
- 30秒:10.5円
- 5分:105円
- 30分:630円
楽天でんわがSMARTalkと違う点はIP電話ではないことと、050などの別ナンバーは付かないこと。楽天でんわは携帯の番号を使います。なんか特別な感じがしますが、家電から携帯に安くかける0033モバイルのようなサービスの携帯版です。
楽天でんわの場合は0037-68をあたまにつけてダイヤルします。
通常の電話回線を利用するので通話の遅延もありません。SMARTalkに比べると割高ですが、どんなシーンでも安心して使えるところがいいです。
なお、楽天でんわ同士でも通話は無料になりません。
楽天スーパーポイントもたまるので、さらにお得。
他に気になるサービスとしてスマホIP電話の老舗050plusがありますが、050plusは月額基本料がかかるので今回は見送りました。毎月一定量の通話をする方はSMARTalkよりも050plusの方がいいのかもしれませんが、SMARTalkは月額無料なのでSMARTalkを試してからでもいいと思います。
SMARTalkでは3月1日に30分無料キャンペーンを行うそうです。こちらのキャンペーンを利用して試すのもいいと思います。
docomo | SMARTalk | 楽天でんわ | |
---|---|---|---|
月額基本料 | 743円 | 0円 | 0円 |
30秒 | 20円 | 8.4円 | 10.5円 |
5分 | 200円 | 84円 | 105円 |
30分 | 1200円 | 504円 | 630円 |
(2014年2月現在)