SQLデータをphpMyAdminを使ってインポートする際、ブラウザ経由でデータをアップロードするわけですが、アップロードできるデータサイズに制限があります。
上記の画像の場合の上限は2MB。
php.iniの設定を変えれば上限は増やせますが、あまり巨大なファイルのアップロードをブラウザ経由でするのはちょっと不安。
そこでSQLデータファイルはFTPでアップロードし、それをphpMyAdminに読ませたいと思います。
先の画像ではブラウザ経由でファイルをアップロードし、インポートすることしかできませんが設定を変更すること、インポートのメニューが増えます。
config.inc.phpの変更
phpMyAdminのインストールフォルダにあるconfig.inc.phpを開きます。ファイルの開き方は環境に合わせて行ってください。(viなどで直接開く。ダウンロードしてエディタで開く。など)
config.inc.phpから以下の2行を探します。
1 2 |
$cfg['UploadDir'] = ''; $cfg['SaveDir'] = ''; |
シングルコーテーション(’)の間にFTPでアクセスできるフォルダを指定します。
1 2 |
$cfg['UploadDir'] = './upload'; $cfg['SaveDir'] = './save'; |
上記編集が終わったらファイルを上書き保存します。
インポート画面
インポート画面を確認するとファイルのアップロードの他に、先ほど“$cfg[‘UploadDir’] “設定したフォルダからファイルを選択できるようになっています。
ちなみに“$cfg[‘SaveDir’] ”の設定はエクスポートの際に利用できますので、ここで一緒に設定して置いた方がいいかと思います。
インポート、エクスポート時にエラーが出た場合は各フォルダの有無、パーミッション設定を確認します。
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